国名 | インドネシア | 都市名 | メダン |
(本資料は2005年度の海外巡回健康相談に際して得られた情報です)
医療事情 |
<受診制度>
- 日本と同じく開業医、診療所、病院へ本人の希望で自由に受診可能です。但し、英語で受診可能な医療機関は限られています。
<開業医に関して>
- 予約は必要ありません。
- 診察に要する時間(通常の場合)は待ち時間を含めて15~30分位かかります。
- いわゆる家庭医(ホームドクター)制度はありません。
- 土曜、休日でも当番医に診てもらえる制度はありません。
- 検査、レントゲンは開業医ではできないので、別の場所へ移動して受ける必要があります。
<病院に関して>
- 受診するには開業医の紹介は不要です。
<救急医療に関して>
- 救急車は24時間いつでも依頼出来ます。
- 救急車を呼ぶ時の電話番号は 118 です。
- 救急車は有料です。
- 急病になった時日本語で相談できる機関はいまのところありません。
- 夜間救急外来は一般的に、ほとんど待たないで診察を受けられます。
<専門医に関して>
- 専門医を受診すると一般医に比べ50%の割増し料金がかかります。
<薬品に関して>
- 薬は開業医、病院の外来でもらう事はできません。但し、病院内に薬局が付属している場合もあります。
- 町中の薬局で処方箋に応じて買うことができます。
- 抗生剤、鎮静剤は処方せんがないと購入することができません。
- 多くの日本人は、現地で購入できる医薬品では不十分に感じ、日本からの薬品の郵送を希望している状況です。
<その他>
- 日本人がよく利用する医療機関
- 診療科:内科・外科・小児科・産婦人科
- 日本人がよく利用する歯科医療機関
- Dr.名 :Drg Ismed Danial Nasution
- 当地で問題となっている疾病は、以下のものです。
- かぜ
- デング熱
- 下痢
- マラリア
- コレラ
- 狂犬病
- チフス
- 病気、ケガをした場合現地医療機関での治療に満足している人は少ない状況です。現地邦人が不満に感じている点として、以下の事が挙げられています。
- 言葉の問題で病状や治療内容がわからない
- 医療施設が不備
- 消毒、処置等が不潔である
- 医薬品の不備
- 医療技術に対する不安
- 入院を要する病気や怪我は、できれば日本に帰国して治療することをすすめられる場合があります。
医療機関名: グレンイーグルズ病院(専門医・救急)
| 電話:4566368/4566585 |
医療機関名: エリザベス病院 | 電話:4512455/4144737 |
医療機関名:Jl.Bima Sakti No.8 | 電話:4568148 |
Dr.名 :Henry Ruslan | 電話:4556562 |