ヘンドラウイルス感染症
流行地
現在まで、オーストラリアにおいて3名の患者発生が報告されています。
感染経路
ヘンドラウイルスに感染したウマの体液や排泄物との接触により感染が成立します。
ウマは、オオコオモリからの感染が成立したものと考えられています。
ヒトからヒトへの感染はありません。
潜伏期
充分なデータは蓄積されていませんが、2週間後ぐらいに発病しています。
症状
インフルエンザ様症状や神経症状をきたします。
治療法
特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法が中心となります。
予防等
オオコオモリ生息地に立ち入らないよう、またウマと接触する獣医師や調教師は体液や排泄物に注意が必要です。