海外感染症情報 (NO.19)
平成18年2月7日
関西空港検疫所
高病原性鳥インフルエンザの流行状況(68)
インドネシア保健省はH5N1型高病原性鳥インフルエンザ感染患者を新たに4名確認した。そのうち2名は死亡した。1例目はWest Javaの22歳の男性で1月26日に死亡した。2例目は同じWest Javaの15歳の少年で2月1日に死亡した。3例目もWest Javaの9歳の少女で1月19日に入院したがその後快方に向かっている。4例目はLampung州の5歳の少年で昨年10月に発症したが、現在は完治している。このうち、最近発生した3例はWest Javaの住人で、West Javaは鶏でインフルエンザが再流行していると報告されている。  
発生日 インドネシア ベトナム タ イ カンボジア 中国 トルコ イラク 総 数
患者数 死亡者数 患者数 死亡者数 患者数 死亡者数 患者数 死亡者数 患者数 死亡者数 患者数 死亡者数 患者数 死亡者数 患者数 死亡者数
03.12.26-04.03.10 23 16 12 35 24
04.07.19-04.10.08
04.12.16-05.12.31 16 11 66 22 98 44
06.01.01-06.02.06 21 32 13
Total 22 16 93 42 22 14 10 21 174 89
患者数には死亡者数を含む。このWHOの報告数は確定診断の症例による。
(平成18年2月6日 WHO情報)