海外感染症情報 (NO.33)
平成18年2月26日
関西空港検疫所
スーダンでのコレラの流行について
1月28日から2月21日の間にスーダン南部の2大都市、Yei市とJuba市で合計3,793名が水様性下痢を発症しており、このうち77名が死亡し、致死率2.03%に上っている。稲葉型のコレラ菌がナイロビのアフリカ医学研究基金African Medical and Research Foundation(AMREF)での便から検出された。Yei市では感染は収束してきているが、Juba市では数日中に感染が拡大することが予想される。
(平成18年2月24日 WHO情報)