3月1日、エジプト保健人口省は、新たに1名の鳥インフルエンザ患者が出たと報告した。患者はFayoum 県Yousef el seddik地区の2歳の男児で2月25日に発症した。男児は、28日に入院し治療を受けているが、現在重体である。エジプト中央衛生研究所により3月1日にH5N1型鳥インフルエンザウイルスの感染が確認された。感染源を調査したところ、発症前に病死したり発病した家禽との濃厚な接触が示唆されている。 エジプトでは今回患者の発生で患者数は56名となり、うち23名が死亡している。