海外感染症情報 (NO.46)
平成21年4月30日
関西空港検疫所

インフルエンザ(H1N1)の流行状況について(6)

 4月30日現在、11カ国から257名のインフルエンザA(H1N1)に感染している患者の報告がなされている。     

アメリカ合衆国は、109名の確定例を報告していり、そのうち1名が死亡している。メキシコは、97名の確定例を報告しており、そのうち7名が死亡している。 次の国々からも確定例が報告されているが、死亡例はない。オーストリア1名、カナダ19名、ドイツ2名、イスラエル1名、ニュージーランド3名、スペイン13名、スイス1名、イギリス8名である。

WHOは、渡航制限や国境封鎖を勧告していない。しかし、国家当局のガイダンスに基づき、体調の悪い人は海外旅行を延期し、海外渡航後に症状が出てきた人は医療機関を受診することが望ましい。

 
 国名 確定例  死亡例 
 アメリカ合衆国 109
メキシコ  97
オーストリア  1
カナダ 19
ドイツ 3
イスラエル  1
オランダ 1
ニュージーランド 
 スペイン 13 
 スイス 1
イギリス  8
(平成21年4月30日 WHO情報)