中国保健省は、H5N1型鳥インフルエンザウイルスのヒト感染が確認された新たな3例を報告した。 １例目は山東省・済南市の27歳の女性である。この女性は1月5日に発症、入院し、1月17日に死亡した。感染源については現在調査中である。2例目は山西省・Luliang市の2歳の女児である。この女児は1月7日に発症、入院し、現在は危篤状態にある。感染源については、こちらも現在調査中である。3例目は湖南省・Huaihua市の16歳の男性である。この男性は1月8日に発症、入院し、今は危篤状態にある。この患者は病鳥や死んだ鳥との接触があった。 3例とも、全て国立研究所で確定診断された。すべての濃厚接触者は医学的監視下におかれ、今日まで健康状態に異常はない。

中国ではこれまでに34名の患者が確認されており、そのうち22名が死亡している。