2011年8月9日、エジプト保健省はWHOに新たに1例の鳥インフルエンザ(H5N1型)ヒト感染例が発生したと届け出ました。
患者はブハイラ県ダマンフールに住む6歳の女児で、7月12日に発症し入院後、抗インフルエンザ薬オセルタミビルが投与されました。その後回復し、同月30日に退院しました。
感染源を調査したところ、患者は鳥インフルエンザウイルス感染が疑われる家禽との接触があったことが判明しました。
WHOグローバル・インフルエンザ・サーベイランス・ネットワークの国立インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所での分析により患者の感染が確認されました。
エジプトでは現在までに151人の感染が確認されており、うち52人が死亡しています。
(8月9日 WHO 報告)
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