2011年11月2日、エジプト保健省は、新たに1例の鳥インフルエンザ（H5N1型）ヒト感染例が確認されたと発表しました。

患者はガルビア県マハラに住む1歳男児で、9月17日に発症し9月21日に入院しました。抗インフルエンザ薬オセルタミビルが投与され、その後回復して同月25日に退院しました。

感染源を調査したところ、患者は近所の家禽との接触があったことが判明しました。

WHOグローバル･インフルエンザ･サーベイランス･ネットワークの国立インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所での分析により患者の感染が確認されました。

エジプトでは現在までに152人の感染が確認されており、うち52人が死亡しています。