インドネシアにおける最新の鳥インフルエンザ情報
2012年8月10日−インドネシア保健省は世界保健医療機関(WHO)に対して新たに鳥インフルエンザ(H5N1)のヒト感染例が発生したことを報告しました。
患者はジョグジャカルタ出身の37歳男性で、7月24日に発熱を生じ、27日に入院、30日に死亡しました。
疫学調査によれば、患者は、家禽の屠殺場から約50メートルの距離にある、農場近くの自宅で、4羽の鳥を鳥かごに入れ、ペットとして飼育していたとのことです。
保健省の国立保健研究開発研究所(NIHRD)で鳥インフルエンザ(H5N1)ウィルスが確認され、国際保健規則情報連絡窓口(National IHR. Focal Point)を通してWHOに報告されました。
インドネシアでは2005年から現在までに191例の患者と159例の死者が報告され、うち8例(全て死亡)が2012年に発生しています。
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