海外感染症情報 (NO.64)
平成25年5月27日
関西空港検疫所
アンゴラ共和国におけるデング熱の流行
 アンゴラ共和国の首都、ルアンダでデングが流行しています。首都であるルアンダはアンゴラで最も大きな港で、推定人口が800万~2000万人です。

 150人以上のデング熱の症例が確認されています。デング熱による死者は報告されていません。ポルトガルでは30人以上のデング熱症例がアンゴラへの渡航に関連付けられています。米国疾病予防管理センター(CDC)、世界保健機関 (WHO)、アンゴラ保健省、欧州連合はこの流行に対応するために一緒に取り組んでいます。CDCは、アンゴラへの旅行者に対し、デング熱から身を守るために、防蚊対策を講じることを勧めています。
(2013年5月24日 CDC報告)