(No.7)

中国の鳥インフルエンザA(H7N9)について(39) 平成26年1月10日更新

 中国・国家衛生・家族計画(出産)委員会は、1月9日世界保健機関(WHO)に鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の新たな診断確定例を7例報告しました。

 上海出身の86歳男性。12月26日発症、30日入院。患者は現在危険な状態です。生きた家禽との接触歴があるとのことです。(1月4日報告)

 浙江省紹興市出身の34歳女性。12月29日発症、1月2日入院。患者は現在危険な状態です。(1月5日報告)
 広東省仏山市の47歳男性。12月25日発症、1月3日入院。患者は現在危険な状態です。生きた家禽を扱う市場に立ち寄ったとのことです。
 広東省陽江市の71歳農夫。1月1日発症、4日入院。患者は現在危険な状態です。(以上1月6日報告)

 江蘇省南京市の54歳女性。12月20日発症、27日入院。患者は現在危険な状態です。生きた家禽との接触歴があります。
 広東省深圳市の31歳男性。12月30日発症、1月3日入院。現在状態は落ち着いているとのことです。
 広東省仏山市の51歳女性。12月31日発症、1月3日入院。現在危険な状態です。生きた家禽との接触歴があります。(以上1月8日報告)

 感染源は現在も調査中です。これまでのところ持続的なヒト-ヒト感染の証拠はありません。
 中国政府は調査と対策を継続しています。


地図
(2014年1月7日WHO報告)