(No.19)

中国の鳥インフルエンザA(H7N9)について(49) 平成26年1月24日更新

 中国における鳥インフルエンザA(H7N9)について(49 )

2014年1月23 日、中国の国家衛生・家族計画(出産)委員会は、世界保健機関(WHO)に鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の新たな診断確定例10例を報告しました。

詳細は以下の通りです。
1例目 江蘇省南京市出身の71歳の男性は、10日に発症し、16日に入院して現在は危篤状態です。家禽との接触歴があります。
2例目 浙江省台州市出身の57歳の男性は、8日に発症し、10日に入院して現在は危篤状態です。家禽との接触歴があります。
3例目 浙江省紹興市出身の70歳の男性は、10日に発症し、14日に入院、17日に転院して現在は重篤な状態です。
4例目 浙江省杭州市出身の49歳の男性は、13日に発症し、17日に入院、19日に転院して現在は重篤な状態です。家禽との接触歴があります。
5例目 広東省深セン市出身の39歳の女性は、13日に発症し、19日に入院して現在は重篤な状態です。
6例目 広東省深セン市出身の59歳の女性は、13日に発症し、19日に入院して現在は危篤状態です。生きた家禽の市場での接触歴があります。
7例目 広東省深セン市出身の76歳の男性は、9日に発症し、20日に入院して現在は危篤状態です。生きた家禽の市場での接触歴があります。
8例目 浙江省台州市出身の53歳の男性は、9日に発症し、12日に入院、16日に転院して現在は危篤状態です。家禽との接触歴があります。
9例目 浙江省泰州市出身の71歳の男性は、2013年12月31日に発症し、同日に入院、8日に転院して現在は危篤状態です。
10例目 浙江省台州市出身の63歳の女性は、9日に発症し、13日に入院、19日に転院して現在は危篤状態です。家禽との接触歴があります。
WHOは、今回の事例に関して、入国時の特別なスクリーニング検査の実施および渡航や貿易を制限することを推奨していません。

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