海外感染症情報

　2014年2月18日更新情報です。2014年2月14日から16日、中国の国家衛生・家族計画(出産)委員会(NHFPC)は世界保健機関(WHO)に鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の死亡例1例を含む新たな診断確定例9例を報告しました。
　9例中6例は男性で、年齢は4歳から84歳です。安徽省2例、広東省5例、湖南省 1例、江蘇省 1例です。2例は危篤状態で、3例は重篤な状態で3例の状態は現時点では不明です。3例は生きた家禽との接触歴があるとのことです。現在調査中です。
　 2月14日の報告例の詳細は以下の通りです。
　1例目　広東省広東市の78歳男性は2月7日発症し同日入院し、2月14日死亡しました。
　2例目　広東省江門市の66歳女性は1月27日発症し2月8日入院しました。現在重篤な状態です。2月15日報告例の詳細は以下の通りです。
　 3例目　安徽省安慶市の14歳女子学生は2月12日に発症し2月13日病院を受診し、他院へ搬送されました。
　4例目　湖南省婁底市の46歳農夫は1月31日発症し同日医師の診察をうけ、2月12日に入院しました。
　5例目　広東省広東市の4歳女児は2月11日発症し同日入院しました。
　6例目　広東省広東市の79歳農夫は2月4日発症し同日入院しました。現在危篤状態です。

　2月16日報告例の詳細は以下の通りです。
　7例目　江蘇省淮安市84歳男性は2月4日発症し地域の保健センターを受診し2月9日入院しました。現在重篤な状態です。家禽との接触歴があります。
　8例目　安徽省合肥市63歳農夫は2月9日発症し現在重篤な状態です。家禽との接触歴があります。
　9例目　広東省深圳市44歳男性は2月3日発症し2月10日入院し他病院へ搬送されました。現在重篤な状態です。家禽との接触歴があります。