海外感染症情報

　2014年5月15日の更新情報です。5月12日、中国の国家衛生・家族計画（出産）委員会（ NHFPC ）は、世界保健機関（WHO）に鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の新たな診断確定例を5例報告しました。

　以下は5月12日にWHOに報告された5例の詳細です。

　1例目　江西省・Leping市在住の23歳男性です。4月14日に発症し、27日に入院して現在は安定しています。生きた家禽との接触歴があります。

　2例目　湖南省・岳陽市在住の74歳女性です。4月23日に発症し、29日に入院して現在は重篤な状態です。生きた家禽との接触歴があります。

　3例目　広東省・深セン市在住の53歳女性です。4月15日に発症し、28日に入院して現在は安定しています。生きた家禽との接触歴があります。

　4例目　吉林省・延吉市在住の63歳男性です。4月27日に発症し、30日に入院して現在は危篤状態にあります。接触歴の情報は得られていません。

　5例目　広東省・中山市在住の50歳男性です。5月2日に発症し、6日に入院して現在は重篤な状態にあります。生きた家禽との接触歴があります。