(No.120)

中国の鳥インフルエンザA(H7N9)について(93) 平成26年5月23日更新

 2014年5月22日の更新情報です。5月19日、中国の国家衛生・家族計画(出産)委員会(NHFPC)は、世界保健機関(WHO)に鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の新たな診断確定例を4例報告しました。

 以下は5月22日にWHOに報告された4例の詳細です。

 1例目 江蘇省無錫市在住の66歳の男性です。4月20日に発症し、25日に入院して現在は危篤状態です。生きた家禽との接触歴があります。

 2例目 広東省梅州市在住の86歳の男性です。5月4日に発症し、9日に入院して現在は危篤状態です。生きた家禽との接触歴があります。

 3例目 広東省梅州市在住の71歳の男性です。5月10日に発症し、12日に入院して現在は安定しています。生きた家禽との接触歴があります。

 4例目 広東省中山市在住の37歳の男性です。5月12日に発症し、13日に入院して現在は危篤状態にあります。生きた家禽との接触歴があります。

 WHOは、この事例に関して、入国時の特別なスクリーニングおよび渡航や貿易を制限することを推奨していません。

発生地域map