(No.132)

中国の鳥インフルエンザA(H7N9)について(95) 平成26年6月11日更新

 2014年6月10日の更新情報です。6月4日、中国の国家衛生・家族計画(出産)委員会(NHFPC)は、世界保健機関(WHO)に鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の新たな診断確定例を4例報告しました。詳細は以下のとおりです。

 山東省煙台市の61歳男性が5月6日に発病し、5月10日に入院しましたが、その後、死亡しました。生きた家禽との接触歴があります。本例は下記に記載する33歳男性患者の父親にあたります。

 山東省煙台市の33歳男性は5月16日に発症し、同日入院しています。症状は軽微です。生きた家禽との接触歴はありません。本例は、上記に記載する61歳男性の息子です。父親の入院中、その介護をしていました。

 江蘇省淮安市の51歳男性は5月17日に発症し、5月25日に入院しています。現在重篤な状態です。家禽との接触歴はありません。

 江蘇省常州市の51歳女性は5月22日に発症し、5月27日に入院しています。現在危篤状態です。家禽との接触歴はありません。
発生地域map