(No.57)

コンゴ民主共和国における最近のエボラ・アウトブレイクの終息
7月3日更新

 2017年7月2日、世界保健機関(WHO)はコンゴ民主共和国(DRC)における最近のエボラウイルス病(EVD)のアウトブレイクの終息を宣言しました。流行地であるバ=ズエレ州における最後のEVD診断確定患者が2回続けて検査陰性となってから42日後(ウイルスの潜伏期間である21日間の二倍の日数)にこの発表が出されました。同国における強化されたサーベイランスは、エボラのアウトブレイクに対する準備と心構えの強化とともに、今後も続けられます。「私たちがよく調整された効率的な方法で早期に対応すれば、この非常に致死的なエボラウイルスを制圧することができることを、この流行の終息をもってDRCは世界に対して再び証明しました。」とWHO事務局長テドロス・アダノム・ゲブレェサスは発表しました。

【出典】WHO declares an end to the Ebola outbreak in the Democratic Republic of the Congo
Press releases
http://www.afro.who.int/en/media-centre/pressreleases.html