仙台検疫所

輸入食品

輸入食品監視指導業務

 販売(不特定または多数の者に対する授与を含む。)または営業に使用する目的で、 海外より、食品等(食品、添加物、飲食器具・容器包装及び乳幼児を対象とした おもちゃをいいます。)を日本国内に輸入する場合、食品衛生法に基づき、輸入の都度、 通関する港を管轄する検疫所へ届出(食品等輸入届出)する必要があります。
 仙台検疫所では中国や米国を中心とした国々より、魚介類や水産加工食品、農産加工品、 アルコール飲料を主とした様々な輸入食品が届出されています。

輸入穀物の入港 冷凍天然魚類 コンテナヤード外観
   
仙台検疫所担当区域内における食品等輸入届出書受付窓口
検疫所名 担当区域
仙台検疫所食品監視課 青森県、岩手県、宮城県(仙台空港検疫所支所の担当区域を除く)、秋田県、山形県、福島県
仙台検疫所
仙台空港検疫所支所
宮城県(仙台空港に限る)

届出に基づき検疫所では、食品衛生監視員が輸入国、輸入品目、製造所、 原材料、製造方法、添加物の使用の有無等を確認し、食品衛生法に適合した物であるか審査します。

食品等輸入届出書の審査 パソコン端末での届出受理

 審査の結果、検査による確認が必要であると判断された食品等については、検査を実施し、 その結果が食品衛生法に適合していることを確認します。
 検査には、検疫所の指示等に基づき、輸入者自らが費用負担して行う検査(命令検査、 指導検査)や検疫所の食品衛生監視員が直接、届出された貨物が保管される倉庫などへおもむき、届出内容との同一性や保管状態等を確認する衛生検査、 監視計画に基づいて行うモニタリング検査があります。
 このように効果的、効率的な監視を実施することを通じて輸入食品の安全性を確保しています。
◆食品等の輸入届出の手続の流れ(厚生労働省)

衛生検査による貨物確認 モニタリング検査による食品採取 穀刺による穀類の採取

 仙台検疫所では、食品等を輸入しようとする方々に、 食品衛生法に基づく輸入手続きや規格基準の適合性等について事前相談を行う輸入相談窓口を設置しています。 (輸入相談は事前予約制となっていますので電話での予約をお願いします)。 また、輸入者、通関代理店、保税倉庫業者等の輸入食品を扱う事業者の方々を対象に、 食品衛生に関する知識の普及啓発のための説明会を随時開催しています。
 事前相談は、事前審査や事前許可とは異なりますのでご注意下さい。

輸入事前相談 説明会の開催

◆輸入事前相談について

食品等の輸入手続き

・ご案内するリンク先は一部を除いて、仙台検疫所のホームページではありません。リンク先は()内を参照下さい。
食品衛生法に基づく輸入手続きについて(厚生労働省)
届出書様式の記載方法(厚生労働省)
食品届出書書式等
食品等輸入手続きの迅速化簡素化の為の制度
輸入食品監視支援システム(FAINS)コード表(輸出入・港湾関連情報処理センター(株))
※業務コード集「輸入食品監視支援業務関連コード」のページにお進み下ださい。

輸入食品の関連情報ホームページ

◆監視指導に関する情報
輸入食品監視業務(厚生労働省)
監視指導・統計情報(厚生労働省)
違反事例情報(厚生労働省)
◆検査機関に関する情報
登録検査機関に関する情報について(厚生労働省)
※登録検査機関一覧はリンク先のエクセルファイルにてご確認ください。
外国公的検査機関に関する情報について(厚生労働省)
外国検査機関リスト(厚生労働省)
◆食品添加物
食品添加物について(厚生労働省)
添加物使用基準リスト(公益財団日本食品化学研究振興財団)
指定添加物リスト(公益財団日本食品化学研究振興財団)
既存添加物リスト(公益財団日本食品化学研究振興財団)
一般飲食物添加物リスト(公益財団日本食品化学研究振興財団)
天然香料基原物質リスト(公益財団日本食品化学研究振興財団)
18類香料リスト(厚生労働省)
◆残留農薬
食品中の残留農薬等について(厚生労働省)
残留農薬等基準値一覧(公益財団日本食品化学研究振興財団)
農産物等の食品分類(厚生労働省)
◆器具容器包装、おもちゃ
器具・容器包装、おもちゃ、洗浄剤に関する情報(厚生労働省)
器具および容器包装の規格基準(厚生労働省)
おもちゃの規格基準(厚生労働省)
洗浄剤の規格基準(厚生労働省)
◆遺伝子組換え食品に関する情報(厚生労働省)
◆牛海綿状脳症(BSE)に関する情報(厚生労働省)
◆健康食品に関する情報(厚生労働省)
◆食品の安全に関するQ&A(厚生労働省)

輸入事前相談

初めて食品等を輸入される方など、輸入手続きを含め窓口において輸入相談 を受け付けています(事前予約制)。


仙台検疫所

検疫所では、海外で発生している感染症(インフルエンザ(H5N1)、ペスト、ウイルス性出血熱など)が、人や船・航空機、輸入される動物を介して、国内に侵入することを防止するために、活動しています。
また、日本ではあまり馴染みのない海外で流行している感染症についての情報を提供したり、海外渡航される方に対して、感染症にかからないようにするために、予防接種を行っております。
さらに、輸入食品の安全性を水際で確保するために、輸入食品監視も行っています。