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過去五年間の検査実績 PDFダウンロード
有害・有毒物質の検査
 有毒な若しくは有害な物質を対象に検査を実施しています。主な検査項目としては、発がん性物質であるアフラトキシン等のカビ毒をはじめ、神経障害等の原因である重金属(カドミウム、水銀)、また、じゃがいもの発芽防止のみに使用が許可されている放射線照射についても検査を実施しております。
食品の種類
 カビ毒については穀類、種実類、豆類、香辛料、それらの加工品等を中心に検査を実施しています。重金属のカドミウムについては米、水銀については水産物を対象に検査しています。また、放射線照射については香辛料を中心に乾燥野菜、水産品等、幅広く検査を実施しています。
カビ毒検査について
 アフラトキシンについては、試料を全量粉砕したのちに、有機溶媒により目的物質を抽出します。
 その後、多機能カラムにて目的物質以外の妨害物を精製した後に高速液体クロマトグラフ(HPLC)により測定を行います。また、デオキシニバレノールについても同様に多機能カラムにて精製したものを高速液体クロマトグラフ(HPLC)により測定しています。
重金属検査について
 米のカドミウムは、強酸により前処理を行い、得られた溶液に試薬を入れて測定用の有機溶媒に転溶したものを原子吸光法により測定します。
 水銀については、加熱気化法または還元気化法により総水銀を測定し、暫定的規制値を超えたものについてはガスクロマトグラフによりメチル水銀を測定します。
放射線照射食品検査について
 検体に付着している鉱物等をとり、比重液により鉱物から有機物を分離します。
 鉱物の主成分であるケイ酸塩は放射線が照射されるとエネルギーを蓄積する性質があり、これにある一定の温度で加熱することでエネルギーから発光が生じます。 この発光量を測定することで放射線照射の有無を判定しています。
 
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