我が国には、家畜、ペット、実験動物、展示動物等が多種、多数、世界各国から輸入されています。しかし、検疫の対象となっている家畜やその他一部の動物を除いて輸入動物を対象とした統計が無いことから、その輸入実態についてはこれまで明らかになっていませんでした。
ご承知のとおり、現在の感染症対策においては新興・再興感染症への対応が重要であり、それらの感染症には多くの動物由来感染症も含まれています。このような状況を受けて、適切な動物由来感染症対策には、我が国への動物の輸入状況を把握することが必要との提言がありました(平成11年度厚生科学研究・吉川研究班:主任研究者 吉川泰弘東京大学教授)。
これまで無かった動物の輸入統計を得るためには、輸入統計品目表(財務省告示)を改正し、動物の輸入通関時に輸入者が動物毎の統計細分に従って税関申告するよう、新たな統計細分の作成が必要となります。結核感染症課では、吉川泰弘東大教授の協力を得て、この細分とそれに必要な動物図説を作成し、財務省に輸入統計の開始を依頼しました。
その結果、平成13年1月より、ほ乳類について初めて細分を設けた集計が開始され、平成14年1月からは鳥類、は虫類、両生類についても新たに集計が始まっております。
動物種毎、輸出国毎の輸入数量は、リンク先の財務省税関ホームページで、動物の関税品目コード(下表参照)に従い、品目毎、輸出国毎に検索できます。
検索には以下をご参考下さい。
■我が国の動物の輸入状況
財務省税関ホームページ