鳥インフルエンザ流行状況-ベトナム更新

WHO(GAR)  2010年3月4日

ベトナム

ベトナム保健省は、新たに3人の鳥インフルエンザH5N1に感染した患者を公表しました。このうち1人は死亡しました。2人は国立衛生疫学研究所 (NIHE)で確認され、1人はホーチミン市のパスツール研究所で確認されました。

1 例目の患者は、Khanh Hoa省のNinh Hoa地区に在住の3歳の女児です。この患者は、2010年1月27日に症状が出現し、1月28日にNinh Hoa地区病院に入院しました。患者は良好な回復をみせています。感染源については現在調査中です。家族はニワトリを飼っていますが、家禽の多くが病気になったり、死んだりしたことはなかったと報告しました。しかし、Ninh Hoa 地区とVan Ninh地区は、最近H5N1の家禽での流行がみられたため、現在監視されています。

2例目の患者は、Tien Giang省のCai Be地区に在住の38歳の女性です。この患者は、2010年2月13日に症状が出現しました。2月21日にDong Thap省のSa Dec病院に入院し、2月23日に死亡しました。疫学調査で、この患者は病気になった水鳥を屠殺し、調理したことがわかっています。

3例目の患者は、Tuyen Quang省のSon Duong地区に在住の17歳の女性です。この患者は、2010年2月19日に症状が出現し、2月24日にSon Duong地区総合病院を受診しました。現在、そこで軽度の呼吸困難に対する治療を受けています。およそ10日前に、この患者の家庭でニワトリが複数死亡しましたが、原因は不明でした。患者は死んだ家禽の処理を手伝っていました。

ベトナムでは、これまでに確定された患者115人のうち、58人が死亡しています。

※WHOに報告された鳥インフルエンザ確定例(2010年3月4日現在)

2003年2004年2005年2006年2007年2008年2009年2010年総計
患者数死亡患者数患者数死亡患者数患者数死亡患者数患者数死亡患者数患者数死亡患者数患者数死亡患者数患者数死亡患者数患者数死亡患者数患者数死亡患者数
アゼルバイジャン000000850000000085
バングラデシュ000000000010000010
カンボジア000044221110100097
中国110085138534474003825
ジブチ000000100000000010
エジプト00000018102598439414310430
インドネシア00002013554542372420211911163135
イラク000000320000000032
ラオス000000002200000022
ミャンマー000000001000000010
ナイジェリア000000001100000011
パキスタン000000003100000031
タイ0017125233000000002517
トルコ00000012400000000124
ベトナム3329206119008565553111558

総計
444632984311579885944337332185486287

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