鳥インフルエンザ流行状況-エジプト

WHO(GAR) 2010年8月12日

2010年8月12日エジプト保健省は、新たに1人の鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した患者を公表しました。

この症例は、カイロのElsalam地区(Elsalam district)の2歳の女児です。この患者は8月2日に症状がみられ始め、同日入院し、オセルタミビルによる治療を受けました。患者は現在病院で治療中です。

感染源に対する調査により、この患者には、病気や死んだ家禽への暴露があったことが判明しました。

この患者は、WHOのグローバル・インフルエンザ・サーベイランス・ネットワーク (GISN)の国立インフルエンザセンターである、エジプト中央公衆衛生試験所で確定されました。

エジプトでは、鳥インフルエンザA(H5N1) と検査で確定された患者111人のうち、35人が死亡しました。