鳥インフルエンザ流行状況-インドネシア

WHO(GAR) 2010年12月10日

2010年12月9日に、インドネシア保健省は1人の新たな鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した患者を公表しました。

患者はWest Java県のBandung在住の21歳女性で、11月14日に症状が出現し、11月22日に入院し、現在も入院中です。感染源に対する初期調査では、患者は、鶏の糞が落ちている不衛生な養鶏場の近くに住んでいたことがわかりました。他の感染源がないか調査を続けています。

検査室診断で鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスによる感染が確認されました。

インドネシアでは、鳥インフルエンザA(H5N1) と検査で確定された患者171人のうち、141人が死亡しました。

WHOに報告された鳥インフルエンザ確定例(2010年12月9日現在)

症例数(死亡数)

年度アゼル
バイジャン
バングラデシュカンボジア中国ジプチエジプトインドネシアイラク
20030001(1)0000
200400000000
2005004(4)8(5)0020(13)0
20068(5)02(2)13(8)1(0)18(10)55(45)3(2)
2007001(1)5(3)025(9)42(37)0
200801(0)1(0)4(4)08(4)24(20)0
2009001(0)7(4)039(4)21(19)0
2010001(1)2(1)023(10)9(7)0
累積数8(5)1(0)10(8)40(26)1(0)113(37)171(141)3(2)
年度ラオスミャンマーナイジェリアパキスタンタイトルコベトナム総計
20030000003(3)4(4)
2004000017(12)029(20)46(32)
200500005(2)061(19)98(43)
200600003(3)12(4)0115(79)
20072(2)1(0)1(1)3(1)008(5)88(59)
20080000006(5)44(33)
20090000005(5)73(32)
20100000007(2)42(21)
累積数2(2)1(0)1(1)3(1)25(17)12(4)119(59)510(303)