鳥インフルエンザ流行状況-エジプト

WHO(GAR) 2011年01月13日

エジプト保健省は、新たに1人の鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した患者を公表しました。Giza県の10歳の男児が、1月5日に症状を呈し、1月8日に入院しました。この患者の状態は安定しています。

感染源に対する調査では、この症例は家禽による暴露を受けていました。

この患者は、WHOのグローバル・インフルエンザ・サーベイランス・ネットワーク (GISN)の国立インフルエンザセンターである、エジプト中央公衆衛生試験所で確定されました。

エジプトで確認された120例の患者の内、40例が致死的でした。

WHOに報告された鳥インフルエンザ確定例(2011年01月13日現在)

症例数(死亡数)

年度アゼルバイジャンバングラデシュカンボジア中国ジプチエジプトインドネシアイラク
20030001(1)0000
200400000000
2005004(4)8(5)0020(13)0
20068(5)02(2)13(8)1(0)18(10)55(45)3(2)
2007001(1)5(3)025(9)42(37)0
200801(0)1(0)4(4)08(4)24(20)0
2009001(0)7(4)039(4)21(19)0
2010001(1)2(1)029(13)9(7)0
2011000001(0)00
累積数8(5)1(0)10(8)40(26)1(0)120(40)171(141)3(2)
年度ラオスミャンマーナイジェリアパキスタンタイトルコベトナム総計
20030000003(3)4(4)
2004000017(12)029(20)46(32)
200500005(2)061(19)98(43)
200600003(3)12(4)0115(79)
20072(2)1(0)1(1)3(1)008(5)88(59)
20080000006(5)44(33)
20090000005(5)73(32)
20100000007(2)48(24)
201100000001(0)
累積数2(2)1(0)1(1)3(1)25(17)12(4)119(59)517(306)