コ-トジボワールの黄熱

WHO(GAR) 2011年02月01日

2011年2月1日WHOとユニセフによる支援の下に、保健省によって、70万人以上に対して、コ-トジボワール非常時ワクチン接種キャンペーンの枠組みの中で、黄熱予防接種が行われました。

2011年1月21日から28日の間にこのキャンペーンは行われ、Katiola県、Beoumi県(国の中心部)、Seguela県、Mankono県(北部)でのワクチン接種率は、ターゲットとした人口の88%に達しました。 高いワクチン接種率が得られたことについては、キャンペーンの翌日に、WHOによって行われた実地調査による確認を受けました。

黄熱病の疑い患者発生は、1月3日にコ-トジボワールによって通知され、1月17日に12症例が、コ-トジボワールを対象とする地域レファレンス試験所である、Dakarのパスツール研究所によって確認されました。このアウトブレイクによる患者発生の報告があったのは、Seguela県(14症例、死亡10例)、Mankono県(1症例)、Beoumi県(18症例、死亡9例、Katiola県(46症例、死亡16例)です。