家きんにおける高病原性鳥インフルエンザの発生-バングラデシュ

2011年12月21日 OIE (原文〔英語〕へのリンク

2011年12月21日、OIE(国際獣疫事務局)はバングラデシュ、ダッカの水産畜産省より、11月から12月にかけてダッカとクルナの4か所の家きん農場で高病原性鳥インフルエンザが再発生したとの報告を受けています。

  • ダッカのラジバリ県(Rajbari)では、11,500羽のうち270羽が死んで、11,230羽が処分されました。
  • ダッカのマニクガンジ県(Manikgonj)では、2,104羽のうち、572が死んで、1,532羽が処分されました。
  • クルナのKhulnaでは、660羽のうち、95羽が死んで、565羽が処分されました。
  • クルナのBagerhatでは、720羽のうち、320羽が死んで400羽が処分されました。

検査の結果H5N1ウイルスが原因であることを確認しました。
国内の移動制限や感染した敷地や建物の消毒、ワクチン禁止などの感染制御対策は既にとられており完了しています。

現地にご滞在の際は鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

出典

OIE(国際獣疫事務局)
Highly pathogenic avian influenza,Bangladesh
http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11408