家きん・野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生－ネパール、ベトナム、香港
2012年2月12日～2月17日 OIE
OIE（国際獣疫事務局）は、下記の各国から家きん及び野鳥で高病原性鳥インフルエンザが発生したとの報告を受けています。
・ネパールコシ県（KOSHI）の2か所の商業養鶏場からそれぞれ2,615羽（1月19日）、4,647羽（1月31日）、メチ県（MECHI）の農村で500羽（1月18日）、361羽（2月6日）、122羽（2月6日）、商業養鶏場で964羽（2月6日）、バグマティ県で野鳥（カラス）4羽（1月17日）が死んでいました。
・ベトナムタイグエン省（Thai Nguyen）で400羽（1月29日）、バクザン省（BAC GIANG）で400羽（2月8日）、ハイフォン（Hai Phong）で460羽（2月5日）、240羽（2月8日）、385羽（2月10日）、キエンザン省（KIEN GIANG）で150羽（1月27日）、ハティン省（HA TINH）で400羽（2月11日）、400羽（2月14日）の鶏が農村で死んでいました。
・香港Yuen Long（元朗）でシキチョウAn Oriental Magpie Robin(Copsychus saularis)1羽（2月7日）が死んでいました。
検査の結果、H5N1ウイルスが検出されました。
各国では家きんの移動制限や感染した敷地や建物の消毒などの感染制御対策が既にとられています。
現地にご滞在の際は鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。
出典
OIE（国際獣疫事務局）High pathogenic avian influenza
ネパール：
2月12日（No.1）
http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11616
2月15日（No.2）
http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11638
ベトナム：
2月13日（No.62）
http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11629
2月14日（No.63）
http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11634
2月15日（No.64）
http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11639
香港：
2月17日（No.8）
http://web.oie.int/wahis/public.php?page=single_report&pop=1&reportid=11649
