2015年のニュース

アジアにおける手足口病の流行 (更新1)

2015年2月10日 WPRO  (原文〔英語〕へのリンク

 アジアにおける手足口病が発生している国およびその国における患者数の定期報告です。

 中国では、月別患者報告数が8月から増加傾向を示してしました。しかし、11月からは減少の傾向です。患者数は前年よりも多い状況ですが、流行のピーク時よりは減ってきました(5月:約50万人)。日本では、2013年および2014年に報告された季節変動と同様の推移を示しています。香港では、病院局からの報告によれば、1月31日までの週別入院患者数は安定しています。2014年と同様の季節変動を示していますが前年よりも僅かに多くなっています。マカオでは、2015年第6週までに報告された患者数は197人で、この数値は前年と比べて僅かに多くなっています。シンガポールでは、報告される患者数が過去3年間にわたり報告された数値と比較して多い傾向を示しています。ベトナムにおける2015年2月1日までの報告では、保健省予防医療総局に1月26日から2月1日までの第5週において754人の新たな患者の報告がありました。これは、先週と比べて19人(8.2%)減っています。2015年初めから、既に4,265人の患者が発生し、うち2人が死亡しています。患者数は2014年の同時期と比べて9.1%の増加です。72.8%の患者が南部の10万人あたりの患者発生数上位10省から報告されています。10省は、バクリュウ省17.1、ダクノン省36.8、ドンタップ省14.4、バリア・ブンタウ省14、ベンチェ省13.5、ドンナイ省11.6、ロンアン省11、ヴィンロン省9.1、カマウ省8.2、フーイエン省 6.9です。150218_WPRO_HFMD_table.jpg

註1:中国は2014年12月末まで、香港と、シンガポールは1月末まで、マカオは第6週まで、日本は第4週までベトナムは第5週までの患者数が記載されています。香港特別行政区の報告は入院患者数です。

*参考:2014年患者報告数は、日本、香港、マカオ、シンガポールは1月13日の報告、ベトナムは12月29日の報告(12/20までの数値)から引用しています。

出典

WPRO. Hand, Foot and Mouth Disease (HFMD) Situation Update. 10 February 2015.
http://www.wpro.who.int/emerging_diseases/hfmd_biweekly_20150210.pdf?ua=1

参考

WPRO. Hand, Foot and Mouth Disease (HFMD) Situation Update. 13 January 2015.
http://www.wpro.who.int/emerging_diseases/hfmd_biweekly_20150127.pdf?ua=1

WPRO. Hand, Foot and Mouth Disease (HFMD) Situation Update. 29 December2014.
http://www.wpro.who.int/emerging_diseases/hfmd_biweekly_29dec2014.pdf?ua=1