2015年のニュース

アジアにおける手足口病の流行 (更新11)

2015年11月17日 WPRO (原文[英語]へのリンク

 アジアにおける手足口病が発生している国およびその国における患者数の定期報告です。

 註:原文には、過去数年間と比較した週別のグラフが掲載されています。さらなる情報は原文を参照してください。

 中国では、2015年9月30日までに死亡者107人を含む1,607,825人の手足口病患者が報告されました。9月1日から30日までには、先月(n=180,813)とほぼ同数の180,074人の患者が報告されました。2015年に報告された月別の手足口病患者数は、2012年、2013年、2014年に示された季節変動パターンに沿っています。

 日本では2015年11月11日までに、376,326人の手足口病患者が報告されました。3月以降、手足口病の患者数が増加し、8月にピークを迎えました。その後、週毎の患者数は減ってきています。2015年11月2日から8日までに、患者1,652人が報告されました。これは先週(n=2,020)よりも少なくなっています。ウイルスはコクサッキーA16とA6が最も頻繁に検出されていました。

 香港では、2015年11月7日までに、手足口病入院患者736人が報告されました。これは2014年の同時期に報告された患者(n=327)よりも多くなっています。11月1日から7日までに、定点観測では入院患者が16人でした。

 マカオでは、2015年11月7日までに手足口病患者2,795人が報告されました。2015年10月7日(原文どおりに記載)までの1週間に、新たに患者53人が報告されました。この患者数は季節変動の傾向に沿っています。

 シンガポールでは、2015年11月7日までに手足口病患者24,025人が報告されました。これは2014年の同時期に報告された患者数(n=18,819)よりも多くなっています。2015年11月1日から7日までに、手足口病患者502人が報告されました。これは、前週(n=438)よりも多くなっています。この患者数は季節変動の傾向に沿っています。

 ベトナムでは、10月18日までに、死亡者5人を含む手足口病患者41,603人が報告されました。2014年の同時期(63,515人)と比べて累積患者数は34.5%少なくなっています。第42週(2015年10月12日から10月18日まで)には、62省と都市部から患者2,150人が報告されました。死亡者は報告されていません。およそ患者の81.6%が南部からの報告です。前週に比べて患者が64人(3.1%)減少しました。過去の月の中では、患者の実質的な増加が報告されました。

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出典

WPRO/WHO. Hand, Foot and Mouth Disease (HFMD) Situation Update Number 475 17 November 2015.
http://www.wpro.who.int/emerging_diseases/hfmd_biweekly_20151117.pdf?ua=1