2017年のニュース

デング熱の流行状況 -西太平洋地域(更新7)

 2017年4月11日付けで世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務所(WPRO)から公表されたデング熱の発生状況の報告です。

 註:本サイトの情報は、更新日、各国の情報の形式が異なるため国別の比較はできません。原文には、過去数年間と比較した週別のグラフが掲載されています。さらなる情報は原文を参照してください。

中国
 2017年2月28日までに、デング熱患者54人が報告されました。この患者数は2016年の同時期(73人)と比べて僅かに少なくなっています。

マレーシア
 第13週に、デング熱患者1,753人が報告されました。これは、前回の報告者数1,786人よりも1.8%少なくなっています。2017年の累積患者数は、2016年の同時期に報告された患者数37,190人よりも少ない23,699人でした。また、2017年第13週までに、デング熱に関連する死亡者が52人となりました。これは、2016年の同時期の死亡者数87人よりも35人(40.2%)少なくなっていました。

フィリピン
 2016年12月31日までに、死亡者1,019人を含む211,108人のデング熱疑い患者が報告されました。

シンガポール
 2017年1月から3月25日までに、デング熱患者684人が報告されました。これは、2013年以降の同時期に報告された患者数よりも少なくなっていました。第12週の患者は33人でした。この患者数は、2016年の同時期の患者数306人と比べて89.2%少なくなっていました。

ラオス
 2017年3月31日までに、デング熱患者532人が報告されました。死亡者はでていません。第13週には、デング熱患者22人が報告されました。死亡者は報告されませんでした。患者数は、2015年と2016年の同じ時期よりも多くなっていました。

ベトナム
 2017年2月に、全国63のうち39の都市/省から、デング熱患者5,447人が報告されました。死亡者が5人いました。先月と比べて17%、前年の同時期と比べて7.7%減少していました。2017年最初の2か月の累積患者数は12,848人で、死亡者5人が含まれていました。2016年の同時期(患者数19,242人、死亡者数7人)と比べると、累積患者数は33.2%、死亡者数は2人減っていました。2011-2015年の中央値と比べると、累積患者数は94.7%増えていました。

カンボジア
 2017年4月4日までに、デング熱の疑い患者165人が報告されました。デング出血熱、デング・ショック症候群を含めたデング熱疑い患者は、2014年から2016年まで3年間の同じ時期の数値と比べて、低くなっていました。

オーストラリア
 2017年4月10日までに、デング熱の検査確定患者367人が報告されました。報告された患者数は、これまでの年(2012-2016)の同じ時期に報告された数値よりも少なくなっていました。

フランス領ポリネシア
 2017年第9週と第10週の間に、デング熱の確定患者43人が報告されました(第9週に19人、第10週に24人)。患者43人のうち11人(26%)がデング熱1型と確認されました。

ニューカレドニア
 2016年9月から2017年4月6日までに、デング熱患者2,404人が報告されました。2016年9月以降、患者数が増加しています。

出典

WHO/WPRO. Update on the dengue situation in the Western Pacific Region. 11 April 2017
Dengue Situation Update Number 514
http://www.wpro.who.int/emerging_diseases/dengue_biweekly_20170411rev.pdf?ua=1