2017年のニュース

手足口病の流行状況 -西太平洋地域(更新8)

 2017年4月25日付けで世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務所(WPRO)から公表された手足口病患者数およびその国における発生状況の定期報告です。

 註:原文には、過去数年間と比較した週別のグラフが掲載されています。さらなる情報は原文を参照してください。

中国
 2017年3月1日から3月31日までに、死亡者4人を含む61,225人の手足口病患者が報告されました。2017年に報告された月別の手足口病患者数は、2012年から2016年にみられた季節変動パターンを辿っていました。

日本
 2017年第14週に手足口病患者399人が報告されました。患者数は、2010年から2016年の同時期(と同様)の傾向でした。報告された患者数は季節変動に沿っていました。

韓国
 定点観測施設では、週毎の手足口病患者数は低い状態にとどまっていました。2017年第15週には、受診者1,000人あたりの手足口病患者は0.5でした。これは前週(0.8)よりも少なくなっていました。

香港
 2017年第15週に、定点観測施設から入院が必要であったと報告された患者数は、11人でした。2017年に報告された週別患者数は、2012年から2016年にかけて見られた季節変動パターンを辿っています。

マカオ
 手足口病の活動は低い状態で留まっていました。2017年第15週までに報告された患者数は483人でした。

シンガポール
 2017年第15週には、654人が報告されました。この流行の動向は、昨年の同じ時期と類似しています。

ベトナム
 2017年第15週に報告された患者数は990人でした。これは、先週(808人)と比べて22.5%多くなっていました。2017年4月16日までの累積患者数は9,915人でした。死亡者はいませんでした。2016年の同じ時期(患者9,329人、死亡者0人)と比べて、患者数は26.7%多くなっていました。2011年から2015年までの平均値と比べると、患者数は32.5%少なく、死亡者は9人少なくなっていました。

出典

WPRO/WHO. Emerging disease surveillance and response. 25 April 2017
Hand, Foot and Mouth Disease (HFMD) Situation Update Number 512
http://www.wpro.who.int/emerging_diseases/hfmd_biweekly_20170425.pdf?ua=1