2017年のニュース

手足口病の流行状況 -西太平洋地域(更新9)

 2017年5月9日付けで世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務所(WPRO)から公表された手足口病患者数およびその国における発生状況の定期報告です。

 註:原文には、過去数年間と比較した週別のグラフが掲載されています。さらなる情報は原文を参照してください。

中国
 2017年3月1日から3月31日までに、死亡者4人を含む61,225人の手足口病患者が報告されました。2017年に報告された月別の手足口病患者数は、2012年から2016年にみられた季節変動パターンを辿っていました。

日本
 2017年第16週に手足口病患者1,238人が報告されました。患者数は、2010年から2016年の同時期(と同様)の傾向でした。報告された患者数は季節変動に沿っていました。

韓国
 定点観測施設では、週毎の手足口病患者数は低い状態にとどまっていました。2017年第17週には、受診者1,000人あたりの手足口病患者は0.7でした。これは前週(0.6)よりも高くなっていました。

香港
 2017年第17週に、定点観測施設から入院が必要であったと報告された患者数は、10人でした。2017年に報告された週別患者数は、2012年から2016年にかけて見られた季節変動パターンを辿っています。

マカオ
 手足口病の活動は低い状態で留まっていました。2017年第17週までに報告された患者数は538人でした。

シンガポール
 2017年第17週には、752人が報告されました。この流行の動向は、昨年の同じ時期と類似しています。

ベトナム
 2017年第17週に報告された患者数は962人でした。これは、先週(1,025人)と比べて6.1%少なくなっていました。2017年4月30日までの累積患者数は13,914人でした。死亡者はいませんでした。2016年の同じ時期(患者11,157人)と比べて、患者数は24.7%多くなっていました。2011年から2015年までの平均値と比べると、患者数は35.5%少なく、死亡者は10人少なくなっていました。

出典

WPRO/WHO. Emerging disease surveillance and response. 9 May 2017
Hand, Foot and Mouth Disease (HFMD) Situation Update Number 513
http://www.wpro.who.int/emerging_diseases/hfmd_biweekly_20170509.pdf?ua=1