2018年のニュース

デング熱の発生状況 -西太平洋地域

 2018年1月2日付けで世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務所(WPRO)から公表されたデング熱の発生状況の報告です。
 註:本サイトの情報は、更新日、各国の情報の形式が異なるため国別の比較はできません。原文には、過去数年間と比較した週別のグラフが掲載されています。さらなる情報は原文を参照してください。

カンボジア

2017年12月26日までに、デング熱の疑い患者3,195人が報告されました。デング出血熱、デング・ショック症候群を含めたデング熱患者の数は、2014年から2016年まで過去3年間の同じ時期の数値と比べて、少なくなっていました。

中国

 2017年11月には、デング熱患者765人が報告されました。報告された患者数は、この数か月よりも少なく、例年の傾向を辿っていました。

ラオス

 2017年12月22日までに、デング熱患者11,039人が報告されました。死亡者は14人で変わりありません。第51週には、デング熱患者28人が報告されました。死亡者はでていません。3か月にわたり(患者数は)低下する傾向にあります。この5年間の同じ時期と比べると、デング熱は国内で警戒レベルを下回ってきました。

マレーシア

 第51週(2017年12月17日から23日まで)に、デング熱患者1,050人が報告されました。患者数は、第50週と比べて、6.6%減少しました。2017年第51週までに、デング熱の累積患者数は82,840人(死亡者171人を含む)となりました。一方、2016年の同じ時期の患者数は100,028人(死亡者231人を含む)でした。

フィリピン

 2017年1月1日から11月4日までに、国内で死亡者657人を含む117,654人のデング熱患者が報告されました。この患者数は、2016年の同じ時期(191,714人)と比べて、38.6%少なくなっていました。

シンガポール

2017年1月から12月23日までに、デング熱患者2,689人が報告されました。これは、2012年以降の同じ時期に報告された患者数よりも少なくなっていました。第51週には、患者51人が報告されました。2017年に報告された患者数は、過去5年の同じ時期に報告された患者数よりも少なくなっていました。

ベトナム

 2017年12月24日までに、デング熱患者183,287人(死亡者32人を含む)が報告されました。第51週には、患者1,844人が報告されました。死亡者が2人でました。第50週に報告された患者数は2、306人(死亡者ゼロ)であったことから、20%減っていました。累積患者数は、ここ数年よりもかなり多くなっていますが、現在は安定して減少傾向がみられます。

オーストラリア

 2017年12月30日までに、オーストラリアで報告されたデング・ウイルス感染者数は1,030人でした。12月には、患者26人が報告されました。報告された患者数は、これまでの数年間(2012-2016)の同じ時期に報告された患者数よりも少なくなっていました。

フランス領ポリネシア

 2017年第47週から第48週までに、確定患者9人が報告されました。これらの患者のうち7人(78%)がデング熱1型と確認されました。

ニューカレドニア

2017年12月13日までに、デング熱患者4,421人が報告されました。第16週以降、患者数は減ってきています。

出典

WPRO/ WHO. Update on the dengue situation in the Western Pacific Region. 2 January 2018
Dengue Situation Update Number 533
http://www.wpro.who.int/entity/emerging_diseases/dengue_biweekly_report_20180102.pdf?ua=1