2010年03月01日更新 ブラジルで黄熱が流行しています。
サハラ砂漠よりも南のアフリカ地域や、中南米の熱帯地域には、黄熱に感染する危険のある地域が多く存在しています。
2010年2月26日に公表されたCDCのTravelers' Healthに掲載された情報によりますと、ブラジル南部で黄熱の患者が報告されています。
リオ・グランデ・ド・スル州
2008年12月から2009年4月までの患者数は20人(うち、死亡者は9人)です。
サンパウロ州
2009年2月から4月までの患者数は28人(うち、死亡者は11人)です。
ブラジルに入国するときに、黄熱ワクチンの証明書の提示を求められてはいませんが、WHOは、感染の危険のある地域に渡航する人に黄熱ワクチン接種を勧めています。