2010年09月15日更新 アンゴラおよびコンゴ民主共和国でのポリオの流行

ポリオは、感染した人の糞便から口を通して感染するウイルスによる病気で、下痢だけでなく手足がまひして動けなくなることがある病気です。予防接種を受けていない子どもに起こることが多いのですが、大人もかかる可能性があります。日本では予防接種の効果もありポリオの流行は最近みられていませんが、世界では今でもアフリカ、インドなどポリオが流行している地域があります。

アフリカのアンゴラで、ポリオの集団発生が現在も続いています。以前にはポリオがみられなかった地域(Bie, Bengo, Huambo,Lunda Norte,Lunda Sul,Uige州)へも拡大しています。また、アンゴラと国境を接するコンゴ民主共和国にもおよんでいます。コンゴ民主共和国では、今年に入りアンゴラから新たにウイルスが侵入しています。また、2010年6月20日に麻痺を生じた症例で、アンゴラから以前輸入されたウイルスと関連性があることがわかりました。

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アンゴラやコンゴ民主共和国、その周辺に旅行する人に

予防接種を受けているか確認してください。かかりつけの医師に、ポリオの予防接種を受けているか確認してください。子どもの頃にポリオの予防接種を受けていても、できるだけ追加接種を受けた方がよいでしょう。お子さまを同伴される場合は、お子さまが予防接種を受けていることを必ず確認してください。定期接種としては、ポリオの予防接種は集団接種として行われていますが、医療機関の中には個別(有料)に行っているところがあります(FORTH予防接種機関で検索できます)。

食べ物に気をつけましょう
飲食の際には、完全に火が通り、温かい状態で出されたものだけを食べて下さい。乳製品は殺菌処理されたもののみを口にするようにしましょう。果物や野菜は安全な水で洗い、自分で皮をむいたものだけを食べて下さい。飲み物はボトル入りの飲料や沸騰させた水に限るようにしてください。水道水やわき水、氷は避けましょう。

手をしっかりと洗いましょう
こまめに石鹸と水を使って手洗いをするようにしましょう。石鹸や水がない場合は殺菌用のアルコールを含んだハンドジェルを使ってください。

仮訳文