2010年11月16日更新 シエラレオネの北部州でラッサ熱が発生しました 。

ラッサ熱は、ラッサウイルスにより起こるウイルス性の出血性疾患です。ギニア、リベリア、ナイジェリア、およびシエラレオネでの風土病です。 ラッサ熱の大部分は、農村地域の家周囲に生息するネズミの尿か糞から、皮膚の傷や粘膜面を介して人に感染します。 人から人へ感染が起こることもあります。

2010年10月17日に、北部州のボンバリ(Bombali) 地区でラッサ熱のアウトブレイクが報告され、4名の患者と2名の死亡が確認されました。2010年11月11日には、2010年9月に感染した南アフリカ共和国国籍の技術者が、北部州、ボンバリ地区の首都、Makiniでラッサ熱のため死亡したことを確認しました。ラッサ熱は東シエラレオネでは風土病ですが、初めて北部州から報告されました。

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この地域へ行かれる方は十分注意してください


・旅行者がラッサ熱に感染するリスクは非常に低いですが、げっ歯類との接触が頻繁にみられる可能性がある、田舎で余暇を過ごす人、職業的な活動をする人などは注意が必要です。
・げっ歯類は尿や便中にウイルスを排泄しますので、風土病としてラッサ熱のある国への旅行者は、げっ歯類に触ったり、近づいたりしないようにしましょう。

海外で症状があったり、感染が疑われるような場合には、ただちに医療機関にご相談ください。また、ご帰国の際に熱や心配な症状がある方は検疫所の担当者にお申し出ください