2011年06月17日更新 ヨーロッパ産生鮮食料品の検査を開始しています

ヨーロッパでは、ドイツを中心に16か国で病原性大腸菌O104の感染が広がり、重症化して死亡する人が相次いで報告されています。これを受けて、15日から全国の港や空港にある31か所の検疫所で、海外から輸入された野菜や果物など、生鮮食品の検査を始めました。

O104大腸菌の感染原について、ドイツの保健当局は北部の農場で生産されたもやし類の可能性が高いと発表していますが、過去1年間にヨーロッパからもやし類が輸入された実績はありません。もし、菌が検出されれば速やかに回収して廃棄するなどの措置を取ることになっています。