2011年08月19日更新 カンボジアで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。

カンボジアでは、2005年以降、鳥インフルエンザウイルスに感染した人の報告が続いています。

2011年8月19日に公表されたWHOの情報によりますと、カンボジアで新たに1人の鳥インフルエンザウイルスに感染した患者が報告されました。

この患者はコンポンチャム(Kampong Cham)州、Cheung Prey郡、Mepringコミューン、Taing Thleung村の6歳の女児です。この女児は発症後、村の民間の開業医の治療を受けた後、病院に入院し治療を受けていましたが、入院から2日後に死亡しました。

この女児の村では死んだ家禽の報告があり、この女児は病気の家禽と接触がありました。カンボジアでの鳥インフルエンザ患者数は2005年からの累計18人で、16人が死亡しました。今年に入り報告された患者8人がすべて死亡しています。

この女児と接触のあった人へ鳥インフルエンザの検査が行われましたが、すべて陰性でした。現在も調査が行われており、地元の人々へ啓発が継続されています。

現地に滞在する際は、鳥がいっぱいいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

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