2011年11月08日更新 ソマリアの大雨と洪水による感染症のリスクについて

病原体に汚染された水を摂取すると、水系感染症(腸チフス、コレラ、レプトスピラ症、A型肝炎など)に感染するリスクがあります。

WHOの情報によりますと、先月まで干ばつだったソマリアでは一部地域で大雨による洪水が発生し水系感染症が大規模に流行する可能性があります。

ソマリアのベイ(Bay)州、ロウワージュバ(Lower Juba)州及びヒーラーン(Hiraan)州の国内避難民キャンプから急性水様性下痢症の噂の調査について報告されています。

モガディシュ(Mogadeshu)で行われた検査の44%がコレラ陽性でした。
WHOは、今後三ヶ月モガディシュの病院に、急性水様性下痢症の重症例を治療する為500人分の医薬品を提供しています。

ソマリアへ渡航、滞在される方は、今後の情報に注意していただくとともに、以下の対策をとってください。

水系感染症・コレラについて

・汚染水を飲むだけでなく、直接接触することでも水系感染症のリスクは増大し、創傷感染、皮膚炎、結膜炎、耳鼻咽喉感染症などもありますが、これらの疾患は、大流行は起こしません。
・コレラは、下痢や嘔吐が生じるコレラ菌による病気です。重い下痢が起こることがあり、大量の水分が失われ、脱水から死亡する例もあります。

現地に向かう方は次の点に十分ご注意ください

・飲料水や歯みがき、うがいの水にはミネラルウォーターを使うか、十分に沸騰させた水を使うこと。氷は食べないこと。
・食事は加熱され、あつい状態のものだけを食べること。
・食事の前、トイレの後には石けんと水で十分に手洗いすること。
・下痢になった場合、できるだけ早く医療機関で診療を受けること。
・下痢がはじまったら、以下の作り方で作った水を十分にとること。


出典WHO(英語)
感染症情報:食べ物・水にご注意を!
コレラ
新着情報 :洪水と感染症について