2011年11月14日更新 ペルーで黄熱の患者が発生しました。

  黄熱は蚊によって感染し、死亡するリスクの高い病気です。非常に有効な予防接種があります。サハラ砂漠よりも南のアフリカ地域や中南米の熱帯地域には、黄熱に感染する危険のある地域がたくさんあります。また、世界の中には入国に際しての条件として、黄熱ワクチンの接種を求める国がたくさんあります。

 2011年11月9日、ペルーのアヤクーチョ(Ayacucho)地域保健局は、アヤクーチョ県のValle de los Ríos Apurímac y Ene(VRAE)地域、Union Mantaro村で1例の黄熱症例が発生したと報告しました。患者は15歳の女性でした。ペルーでの黄熱症例は今年初めてで、同地域で7例が全て死亡した2006年以来の発生となります。VRAE地区ではワクチン無料接種キャンペーンが始まっています。111114_Peru_YF.jpg

 ペルー入国に際しては黄熱ワクチンの証明書の提示を求められてはいませんが、WHOは、感染の危険のある地域に渡航する人に黄熱ワクチン接種を勧めています。
現地に滞在される場合には、蚊に対する虫除け対策を十分に行って下さい。

蚊に刺されないための対策

・可能な限り、しっかりと網戸がとりつけられているかエアコンが備わった、また、蚊をしっかりと駆除しているホテルやリゾートに滞在してください。ホテルの網戸設備が十分でないようならば蚊帳(かや)をご使用ください。蚊取り線香も有効です。
・長袖のシャツ、ズボンを着て、できるだけ皮膚の露出部を少なくするようにしてください。
・屋外で活動する場合や網戸が備わっていない建物では、ディート(DEET)などの有効成分が含まれている虫よけ剤を、皮膚の露出部につけてください。使用する場合には、必ず添付文書にかかれた使用法を守ってください。日焼け止めを使う場合、虫よけ剤を使用する前に日焼け止めをつけてください。
・子どもとくに乳児への虫よけ剤の使用については、小児科医にご相談ください。虫よけ剤が使用できない場合、ベビーカーにぴったりと合う蚊帳でベビーカーをおおってください。

心配な場合には早めの受診を

ペルーに滞在中、滞在後に(特に蚊に刺された場合)、発熱、頭痛、筋肉痛、悪心、嘔吐などの症状がみられた場合には、できる限り早く医療機関を受診してください。帰国時に問題がある場合には、検疫所にお立ち寄りください。

感染症予防情報

 

出典  

 ・アヤクーチョ地域保健局

DIRESA ALERTA A ESTABLECIMIENTOS DE SALUD DE LA REGIÓN ANTE
BROTE DE FIEBRE AMARILLA(スペイン語)
INTENSIFICAN VACUNACIÓN CONTRA LA FIEBRE AMARILLA(スペイン語)

・inforegion

Confirman primera víctima por fiebre amarilla en el VRAE(スペイン語)