2012年03月13日更新 インドネシアで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。

2012年3月12日に公表されたWHOの情報によりますと、インドネシアで新たにインフルエンザA(H5N1)症例1例が報告されました。

患者はブンクル州(Bengkulu Province)に住む24歳の女性です。2012年2月23日に発熱があり翌日入院しました。患者は呼吸困難があり、状態が悪化し3月1日死亡しました。

公衆衛生および動物衛生当局のチームによって行われた疫学調査では、最近家禽の突然死があった汚染された可能性のある環境への暴露があったことを示しています。

患者は、保健省の国立健康開発研究所によって確認されました。

インドネシアでは2005年から現在までに187例の患者が報告され、そのうち155例が死亡しています。

現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

出典

Avian Influenzasituation in Indonesia-update
http://www.who.int/csr/don/2012_03_12b/en/index.html