2012年03月28日更新 インドネシアで新たな鳥インフルエンザの患者が報告されました。

2012年3月26日に公表されたWHOの情報によりますと、インドネシアで新たにインフルエンザA(H5N1)症例1例が報告されました。

患者はヌサトゥンガラバラット州(Nusa Tenggara Barat Province)に住む17歳の男性です。2012年2月28日に発熱があり、3月1日に受診しました。患者の状態は悪化し紹介病院へ入院しましたが、3月9日に死亡しました。

衛生局のチームによって行われた疫学調査では、患者の近隣で家きんの突然死が相次いでいたことがわかっています。

インドネシアでは2005年から現在までに188例の患者が報告され、そのうち156例が死亡しています。

現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。

出典

Avian Influenzasituation in Indonesia-update
http://www.who.int/csr/don/2012_03_26/en/index.html