2012年04月13日更新 エジプトで鳥インフルエンザの患者が発生しました。

2012年4月12日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプト保健・人口省は、新たに鳥インフルエンザA(H5N1)患者1例を報告しました。

患者は、ギザ(Giza)県に住む36歳の女性です。2012年4月1日に発症し、4月7日に入院しましたが、同日死亡しました。
患者は、WHO世界インフルエンザサーベイランスネットワークの国立インフルエンザセンター、中央公衆衛生研究所によって確定診断されました。

感染源への疫学調査によると、患者は住まいの裏庭で家きんへの接触があったことが判明しています。

エジプトでは、現在までに167例の患者が確認され、そのうち60例が死亡しています。

現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気の鳥や死んだ鳥に近寄ったりしないようにしましょう。

出典

WHO(GAR)Avian Influenzasituation in Egypt-update
http://www.who.int/csr/don/2012_04_12/en/index.html