2013年05月31日更新 ジブチとアンゴラでマラリアが流行しています

在ジブチ日本国大使館からの報告によりますと、ジブチ保健省は、今年2月以降、蚊によって媒介される感染症であるマラリアが流行しており、1月から5月23日までの感染者数は1,228人(うち死亡者15人)であると公表しました。今回の流行では、すべて致死率の高い熱帯熱マラリアであることが確認されています。

また、在アンゴラ日本国大使館からの報告によりますと、同国内においてもマラリアが流行しています。熱帯熱マラリアが90%、三日熱マラリアが5%、卵型マラリアが5%を占めています。今年に入り、感染者の増加が見られており、最近では、多くの外国人も発症しています。

ジブチやアンゴラへ渡航、滞在される方は、今後の情報に注意していただくとともに、蚊に刺されないよう対策をとってください。

FORTH感染症情報

出典