2013年08月09日更新 ホンジュラスでデング熱が流行しています

 デング熱は、蚊によってうつる感染症で、熱帯・亜熱帯地方にみられます。発熱、頭痛、眼の奥の痛み、関節痛、筋肉痛、発疹、吐き気、嘔吐、出血症状などの症状が現れます。通常は軽症で経過しますが、中には出血しやすくなる傾向がみられたり、血圧が下がる場合があったりし、死亡することもあります。

 在ホンジュラス日本国大使館からの報告によりますと、ホンジュラス保健省の調査では、今年1月から7月21日までのデング熱患者数は13,828人で、前年同時期の275.02%増(うち死亡者数は16人)です。患者の45%はサンペドロスーラ圏及び首都テグシガルパ市の人口密集地域に集中しています。また、国内全19の県と地域のうち17の県と地域で昨年の患者数を上回っています。
 このため、ホンジュラス政府は7月30日に「非常事態宣言」を発令しました。

 ホンジュラスへ渡航、滞在される方は、今後の情報に注意していただくとともに、蚊に刺されないよう対策をとってください。

蚊に刺されないための対策

可能な限り、しっかりと網戸がとりつけられているか、エアコンが備わっている、または、蚊をしっかりと駆除しているホテルやリゾートに滞在してください。蚊取り線香も有効です。

 長袖のシャツ、ズボンを着て、できるだけ皮膚の露出部を少なくするようにしてください。

 流行地域では屋外にでかける場合や網戸が備わっていない建物にいる場合には、ディート(DEET)などの有効成分が含まれている虫よけ剤を、皮膚の露出部につけてください。使用する場合には、必ず添付文書に記載されている使用法を守ってください。日焼け止めを使う場合は、先に日焼け止めをつけてから、虫よけ剤を使用してください。

 子ども、とくに乳児への虫よけ剤の使用については、小児科医にご相談ください。虫よけ剤が使用できない場合、ベビーカーにぴったりと合う蚊帳でベビーカーをおおってください。

心配な場合には早めの受診を 

 海外で熱などの症状が出たら、できる限り早く医療機関を受診してください。

 また、ご帰国の際に、発熱や心配な症状のある方は検疫所の担当者にご相談ください。帰国後に発症した場合や、症状が良くならない場合は、お近くの医療機関または検疫所にご連絡ください。

 医療機関を受診する時には、医師に、渡航先や渡航期間、渡航先での活動などについて、詳しく伝えてください。

 ● FORTH感染症情報 : デング熱

出典

外務省  海外安全ホームページ
ホンジュラス:デング熱の流行 (2013年8月8日)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2013C348