2013年10月24日更新 台湾でデング熱の患者が発生しています

 デング熱は、蚊によってうつる感染症で、熱帯・亜熱帯地方にみられます。発熱や関節痛、発疹などがみられます。

 10月23日付の台湾の衛生福利部疾病管制署(台湾CDC)の情報によりますと、デング熱の流行が始まる今年の夏の初めから10月21日までに、合計180人のデング熱の患者が報告されています。患者は屏東県(165人)、台北市(7人)、高雄市(6人)、新北市(1人)、台中市(1人)で発生しています。先週、今年初めてのデング出血熱の患者が報告されました。

 今年、屏東県では3種類のデングウイルスが確認されており、台湾CDCは、患者が発生している地域への渡航者のほか、過去にデング熱に感染した人や高血圧や糖尿病、肝疾患などの慢性疾患を有する人にデング熱の予防に注意し、蚊に刺されないように対策を取ることを要請しています。

 デング熱の患者が発生している地域へ渡航、滞在される方は、今後の情報に注意していただくとともに、蚊に刺されないよう対策をとってください。

蚊に刺されないための対策

可能な限り、しっかりと網戸がとりつけられているか、エアコンが備わっている、または、蚊をしっかりと駆除しているホテルやリゾートに滞在してください。蚊取り線香も有効です。

長袖のシャツ、ズボンを着て、できるだけ皮膚の露出部を少なくするようにしてください。

流行地域では屋外にでかける場合や網戸が備わっていない建物にいる場合には、ディート(DEET)などの有効成分が含まれている虫よけ剤を、皮膚の露出部につけてください。使用する場合には、必ず添付文書に記載されている使用法を守ってください。日焼け止めを使う場合は、先に日焼け止めをつけてから、虫よけ剤を使用してください。

子ども、とくに乳児への虫よけ剤の使用については、小児科医にご相談ください。虫よけ剤が使用できない場合、ベビーカーにぴったりと合う蚊帳でベビーカーをおおってください。

心配な場合には早めの受診を 

海外で発熱などの症状が出たら、できる限り早く医療機関を受診してください。

また、ご帰国の際に、発熱や心配な症状のある方は検疫所の担当者にご相談ください。帰国後に発症した場合や、症状が改善しない場合は、お近くの医療機関または検疫所にご相談ください。

医療機関を受診する時には、医師に、渡航先や渡航期間、渡航先での活動などについて、詳しく伝えてください。

    ● FORTH感染症情報 : デング熱 

出典

Centers for Disease Control , R.O.C.(Taiwan)  Press Releases
As this dengue season’s first dengue hemorrhagic fever case confirmed in Pingtung County,
Taiwan CDC urges public to remove vector-breeding sites and take prevention measures to
prevent transmission of dengue fever
http://www.cdc.gov.tw/english/info.aspx?treeid=BC2D4E89B154059B&nowtreeid=
EE0A2987CFBA3222&tid=1A92BD1F002B76F8