2014年07月08日更新 鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した患者の発生状況について (更新5)

 世界保健機関(WHO)の情報によりますと、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスに感染したと確定診断された患者は、2003年から2014年6月27日時点で、15か国から667人が公式報告されています。このうち393人が死亡しています。

 WHOは、鳥インフルエンザA(H5N1)に感染したと確定診断された患者が、2014年5月5日の最終更新日以降、新たに2人発生したとの報告を受けました。インドネシアのジャカルタから1人(33歳男性)、エジプトのミニヤーから1人(34歳男性)です。両国のこれらの地域では、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルスが家きんの間で循環していることが知られているため、予期外ではありません。

 家きんの間でインフルエンザウイルスが循環している時は、特に家で飼育されている感染した家きんや、汚染された環境に暴露する人々の中で散発例や小規模の集団発生が発生する可能性があります。しかし、現在のところ、このインフルエンザA(H5N1)ウイルスは人の間で効率よく感染せず、このウイルスが地域レベルで拡大するリスクは依然として低いままです。

 患者が発生している地域に滞在する方は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気の鳥や死んだ鳥に近寄ったりしないようにしましょう。

出典

WHO
Influenza at the human-animal interface
Summary and assessment as of 27 June 2014
http://www.who.int/influenza/human_animal_interface/Influenza_Summary_IRA_HA_interface_27June14.pdf?ua=1