2017年06月21日更新 コレラ流行の再興- イエメン (更新4)

 2017年6月15日付けでWHO東地中海地域事務局(EMRO)から、イエメンで再興しているコレラの発生情報が更新されました。

情報の詳細

 イエメン国民保健省は、2017年6月5日から12日までに、関連する死亡者172人を含めて、新たに国内で29,562人のコレラ患者を記録しました。

 2016年10月に流行が始まって以降、この国では、累積死亡者数989人を含め、コレラ疑い患者が累積で140,116人報告されました。全体での死亡率は0.7%、しかしながら、60歳以上の人々の死亡率は高く、3.2%でした。

 イエメンにコレラは常在していますが、2017年4月27日以降の以降、この国ではコレラの大流行が発生しました。コレラは、全国20行政府268地区で発生しました。コレラ疑い患者の約半数(49.5%/69,306人)が全国4つの行政府、Amanat Al Asimah(サナア市)、Al Hudaydah(フダイダ県)、Amran(アムラン県)、Hajjah(ハッジャ県)、から報告されています。

 WHOと支援組織は、コレラ対策会議を通して、国レベル、地域レベルで、コレラ対策の向上を図る担当省庁を支援しています。取り組みには、下痢症治療センター 18か所の設立と経口補水液の補給センター 28か所の開設、患者を管理する医療関係者の訓練、地域社会での飲み水の水質浄化、コレラ患者の調査への管理と流行への対策を実施する緊急対策チームの派遣、イエメンの疾病に対し早期に警報を発信するための調査体制の強化、治療施設への緊急医療物資の供給などが含まれています。

出典

EMRO/WHO. Surveillance, forecasting and response. 15 June 2017
Weekly update - cholera in Yemen
http://www.emro.who.int/surveillance-forecasting-response/outbreaks/weekly-update-cholera-in-yemen-15-june-2017.html