2017年06月28日更新 コレラ流行の再興- イエメン (更新5)

 2017年6月22日付けでWHO東地中海地域事務局(EMRO)から、イエメンで再興しているコレラの発生情報が更新されました。

情報の詳細

 イエメン国民保健省は、2017年6月13日から19日までに、関連する死亡者196人を含めて、新たに国内で37,079人のコレラ患者を記録しました。

 2016年10月に流行が始まって以降、6月21日までに、この国では、累積死亡者数1,233人を含め、累積のコレラ疑い患者数は185,301人を記録しました。全体での患者の致死率は0.7%、しかしながら、60歳以上の人々の致死率は高くなっています。

 WHOと医療支援組織は、コレラ対策会議を通して、精力的に、国レベル、地域レベルで、コレラ対策の向上を図る担当省庁への支援に取り組んでいます。取り組みには、下痢症治療センター 18か所の設立と経口補水液の補給センター 28か所の開設、患者を管理する医療関係者の訓練、地域社会での飲み水の水質浄化、コレラ患者の調査への管理と流行への対策を実施する緊急対策チームの派遣、イエメンの疾病に対し早期に警報を発信するための調査体制の強化、治療施設への緊急医療物資の供給などが含まれています。

 コレラは、全国20行政府268地区で発生しました。イエメンにコレラは常在していますが、2017年4月27日以降、この国ではコレラの大流行が発生しています。

 WHOと難民救済および人道支援のためのKing Salmanセンターは、優先的に13県の730万人に援助するために、医療支援組織を通して、約830万米ドルを提供することに同意しました。この援助は、救命医療サービスや医療物品、コレラ患者の管理への取り組みに使われます。

出典

EMRO/WHO. Surveillance, forecasting and response. 22 June 2017
Weekly update - cholera in Yemen
http://www.emro.who.int/surveillance-forecasting-response/outbreaks/weekly-update-cholera-in-yemen-22-june-2017.html